こんにちは、小野大です。
最初に説明しますが、タイトルにあるキュレーションサイトというのはまとめサイトのことです。
また、「2ちゃんねるまとめ」や「NAVERまとめ」なんかのことを別名キュレーションサイトって言います。
キュレーション自体の意味は「インターネット上の情報を収集しまとめること」っていう意味なんで、そのまま訳すとまとめサイトになります。
このキュレーションサイトなんですが、結構需要があって、私はもちろんのこと、色々な人達が気づかないうちにキュレーションサイトを利用しています。
例えば、私なんかは〇〇が選んだオススメラーメン屋10選とか、オススメアニメランキングとか検索しているうちに自然とクリックしています。
他にもニュースのまとめであったり、家電のまとめであったり様々なまとめサイトがありますが、そういったサイトってあまり意識しないで使っていたりします。
多分あなたも知らないうちにそういったサイトを利用しているかもしれません。
ネットで検索したら分かると思うんですが、かなりの確率で検索結果の上位に表示されていますから、キュレーションサイトっていうのはそれだけ身近なモノですし、需要があるってことですね。
まとめサイトは違法なのか?
で、このキュレーションサイトなんですが、自分で記事を書いてまとめるのではなく、既にある記事を利用してコンテンツを作っていきます。
つまり、他人の記事を拝借して、それを自分がまとめるということですね。
例えば、
ラーメン二郎☆基礎知識☆ランキング☆村上のラーメン二郎新書☆ダイエット中のジロリアン
この記事はほぼ全てが他サイトからの“引用”によってまとめサイトが作られています。
この記事自体は非常に分かりやすくまとまってはいるんですが、良く見ると引用元がWikipediaだったり、他のサイトからほぼ○パクリだったりと自分オリジナルのコンテンツというものが一つもないんですよね。
そこで問題になってくるのが、他人の記事を使って収入を得るのは法律的に問題ないのか?という部分ってことです。
「他人の記事を使うのは盗作では?」
「他人の記事を使って稼ぐのなんて違法じゃないのか?」
なんてことを誰しもが思うわけです。
私も昔はそう思ってました。
私の周りの人間もそういった「他人が努力して書いたものをただ引用するだけで稼ぐのは許せない」といった意見の方が多いですし、正直その気持ちはめっちゃくちゃ分かります。
ですが、結論を言いますと、“出典さえ明記していれば全く問題ないです。”
つまり、その記事が「誰のものか?」というのを載せておけば、著作権は保護されるので問題ないということです。
先ほど貼ったラーメン二郎のまとめなんかも、
“”←これが文章の引用を表している記号で、記事の最後には、記事の引用元のURLが貼ってあります。
リンク先はこんな感じになっています。
で、記事の引用元は赤く囲った部分です。
一言一句間違いなく引用されていることが確認できます。
記事を引用する際は、基本的にこのようにしていけば全く問題ないです。
引用する際は、こんな感じに囲ってみるのも良いですし、論文なんかで良く使う 引用: といった感じでも良いですし、記事の最後にURLを貼るだけでも基本的には問題ないです。
一番無難なのが上のように引用だってことを分からせるために囲うのが良いですかね。
また、まとめサイトに載せる時はその記事が必ずリンク記事になっているので、記事の作者はそのまとめサイトからのアクセスも得られます。
私もこのまとめサイトがなければnanapiというサイトを知ることは無かったと思いますし、一概にまとめサイトが悪というものではないです。
「引用してもらうことで、もっといろんな人に知ってもらえる機会が増える」
ちゃんと記事元の記事の作者にも利点があるということですね。
キュレーションサイトのSEOについて
SEOというのは、検索エンジンの検索結果で、どの記事を一番上に表示するのかを決定するシステムのことを言います。
ここではグーグルの検索エンジンを例えに解説していきますが、基本どこのサイトでも似たような感じです。
で、「どのようなサイトが検索の上位に表示させるのか?」というのには様々な基準があって、その基準を満たすことで検索上位に表示されやすくなります。
例えば、「ページの作り方」であったり「ページの古さ」、「リンクの数」があります。
その中でもグーグルの検索エンジンだと特に、「オリジナリティのある内容」なんかを重要視しています。
そこで、また問題点があります。
”記事のまとめなんてものはオリジナリティがないのでは?”という問題です。
「オリジナリティがないと検索上位にも、もしくは全く検索欄に表示されないなんてこともありえるのではないか?」と思うかもしれません。
でも、これは大きな間違いです。
確かにグーグルはオリジナリティのある内容を好んでいます。
しかし、キュレーションサイトは全くの別問題です。
そもそもキュレーションというのは、情報を1つにまとめて、新しい価値を持たせることを言います。
つまり、記事のまとめというのはただのパクリコンテンツではなく、全く新しい価値のあるコンテンツなんですよね。
なので、十分オリジナリティのあるコンテンツなんですよね。
また、グーグルはキュレーションサイトを重要視しています。
試に何でも良いので検索してみてください。
そうすると上位にはNAVERまとめなんか検索上位に引っかかっていると思います。
ということで、キュレーションサイトのSEOというのは保障されているので、まとめサイトの場合は全然問題ないということですね。
キュレーションサイトでお金を稼ぐことはできるのか?
キュレーションサイトの問題点を色々書いてきましたが、まぁ特に問題はないということが分かってもらえたかと思います。
で、今度は実際に記事をまとめただけで稼げるのか?という話をしていきます。
まず最初に言っておきますが、NAVERまとめでは全然稼げないです。
詳しくは、NAVERまとめでは稼げない?キュレーションサイトでの稼ぎ方を見てくれたら分かるとは思いますが、簡潔に言うと単価が低すぎるんですよね。
一つの記事を書いても1ヶ月で10円も稼げないなんて普通にあるみたいです。
もちろんめっちゃくちゃ良い記事を書ければ収益化は可能だと思いますが、記事を書いたことが無い初心者ではまず不可能です。
ただ、NEVERまとめでは稼げませんが、キュレーションサイトを自分自身で運営することができれば、問題なく稼ぐことができます。
キュレーションサイトを自分自身で運営して稼ぐ方法に関しては下記記事に詳細を書いておいたので、「まとめサイトを自分で運営してどのように稼げばよいのか?」というのに興味があったら是非見てください。
初心者はまとめサイトで稼げるのか?キュレーションサイトで稼ぐ方法
※追記
2018年4月27日にNAVERまとめに関する記事を見つけてきました。(重要な部分を赤字にしました。)
「NAVER」34万件は氷山の一角=まとめサイト、不正の温床に-無断転載問題
LINEの子会社が運営するインターネット投稿サイト「NAVERまとめ」で、報道機関各社が著作権を有する写真・画像の大量無断転載が発覚した。時事通信など報道機関7社の申し入れに基づいて削除された34万件は氷山の一角。権利保護には限界もあり、不正の温床になっている「まとめサイト」とのいたちごっこが続く。
「NAVERまとめ」写真無断転載34万件=報道7社申し入れ、LINE側が削除
まとめサイトはネット上の情報をテーマごとに分類したもので、アクセス数に応じて広告収入が増える仕組みだ。知りたい情報を手軽に得られる便利さが売り物だが、アクセス数を稼ごうとするあまり、報道機関をはじめとする他者の記事・写真の無断使用が後を絶たない。
2016年にはディー・エヌ・エー(DeNA)が運営していた10のまとめサイトで、472万件の画像などのうち74万件以上で著作権を侵害した可能性が判明した。NAVERまとめでは、2700万件の写真・画像のうち報道7社の分だけで34万件もの転載があり、DeNAよりも深刻なケースとの見方が出ている。
01年に成立したプロバイダー責任制限法が権利保護を難しくしている面もある。同法は、ネット上でプライバシーや著作権の侵害があっても責任は原則として投稿者にあると定めている。プロバイダーなどがサイト内容を常時チェックするのは難しいためだ。
まとめサイト運営者が投稿者に「場」を提供しているだけなら、権利侵害発覚後に削除すれば責任を問われない。運営者が権利保護でどこまで法的責任を負うのかという問題は対応が難しく、LINE側と報道7社との協議は8カ月に及んだ。「権利保護が後手に回っている」(関係者)のは間違いない。
LINEは既に、投稿者の経歴公開や、人工知能(AI)を活用した著作権違反検出システムを導入。報道7社のサイトからの無断転載を防ぐ投稿制限措置(ドメインブロック)も講じる。だがまとめサイトはネット上に無数にあり、無断転載対策は決め手を欠くのが実情だ。(2018/04/26-17:06)
「NAVER」34万件は氷山の一角=まとめサイト、不正の温床に-無断転載問題:時事ドットコムより引用
この問題に関しても、無断転載をしたのがいけないわけで、ちゃんと私が時事通信社の記事を引用したように「正規の方法で利用」すれば全く問題ありません。
NAVERまとめが何故問題になったのかっていうのはこの記事に詳細は書いてないんですが、多分テレビ番組のスクリーンショットをそのまま貼り付けて記事にしたとかそんなところだと思います。
実際そういった記事は腐るほど出てきますから。
で、NAVERまとめでこれから稼いでいこうと考えている人も今後のことを考えると、記事の通り、色々と対策を取るみたいなので、それも注意してください。
詳しくは下記記事でも紹介しているので良かったら見てください。
NAVERまとめでは稼げない?キュレーションサイトでの稼ぎ方
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